カテゴリ:いのち輝く



2019年 · 2019/10/01
私の外科医としての最終盤に出会った患者さんを紹介しよう。その患者さん(Aさん)は、昨年の9月に某ホスピスで亡くなった。亡くなる前に、そのホスピスのドクターから、「Aさんが入院されて、先生(私のこと)に会いたいと言っておられるので、来てもらえませんか」という連絡があった。

2019年 · 2019/09/01
先日、中学2年生の時の担任の先生とクラス仲間9人で集まった。先生は我々より一回り上で、兄貴分として多くの生徒に慕われていた。 私の仕事にも関心を寄せてくださり、・・・

2019年 · 2019/08/03
三人兄妹の一番下の妹さんが患者さんだった。がんからの出血で窮地に追い込まれ、そのたびに輸血で回復してきた。・・・・

2019年 · 2019/07/08
 ホスピスで70代後半の老夫婦に出会った。患者さんは奥さんの方だった。がんの進行によりお腹が張っていたので、それを緩和するための入院だった。

2018年 · 2018/07/31
筆者の母親はサービス付き高齢者向け住宅という名称の集合住宅に住んでいる。筆者にとっては義理の父母も含めた4人の親の中で最後に残った親である。

2018年 · 2018/07/03
今の時代は、信なき時代、嘘で固められた時代になってしまった。森友・加計問題を巡る国会での議論を報道で知る限り、正義や公正など社会を構成していく上でもっとも基本的なことがらはないがしろにされている。

2018年 · 2018/05/31
どんな時代にも痛ましい事件が起きる。新潟県で起きた小2の女児を殺害して線路に置き去りにした事件や、その後、千葉県では自殺しようと思ったができなかったので他人を刺したという事件もあった。

2018年 · 2018/04/30
「神の手」を持つ男と言われるような名医がいる。とても人間わざとは思えないような鮮やかな手つきで難しい検査や手術をする医師のことを指す言葉である。

2018年 · 2018/03/28
筆者は昭和26年生まれである。 今年から在宅ホスピス医をしている。生死のあわいを必死で生きる人たちから多くのことを教えられる。 これまでに出会った人たちを思い出しながら、人生の深みや妙味、醍醐味を探ってみたい。