このページはおもにキリスト教や礼拝で使われる用語などについて説明しています。
→教会に初めて来られる場合は、「日曜日の礼拝」への出席をお勧めします。
・礼拝は午前10時30分から始まり約一時間で終了します。共に賛美歌を歌い、聖書を読み、説教を聴き祈ります。夕方のほうがお時間の都合が良い場合は、17:00からの夕礼拝におでかけください。とくに宗教を強制されることは有りませんのでご安心ください。
→いいえ、事前連絡や予約などは特に必要ありません。教会への行き方など、ご質問があれば、どうぞお電話ください。
・教会の北側にバリアフリーの玄関があり、お入りいただくと二階が礼拝堂です。 (奥にエレベーターがあります。)
・どうぞ二階の会堂へおあがりください。
→特に何も必要はありません。讃美歌・聖書などは受付で用意しています。また、初めての人には礼拝の進行に合わせた聖書・讃美歌などのプリントなども用意しています。
・讃美歌を歌うとき、起立するのが困難な方は、座ったままでかまいません。讃美歌は歌える範囲で歌ってください。
・服装は普段着で結構です。
・礼拝の途中献金がありますが、強制ではありません。ご準備のない方は献金袋をそのままお盆にのせて係の者へお渡しください。
→受付でお渡しした週報に式順が記載されています。礼拝はオルガンの前奏で始まり、皆で讃美歌を歌います。聖書の朗読があり牧師が説教をします。そして讃美歌を歌い、最後に牧師から皆へ祝福の言葉が述べられて終了します。
→大歓迎です、乳幼児室があります。お子様と一緒に気兼ねなく礼拝に参加できます。
・聖餐式は主イエスが十字架にかけられる前夜、弟子たちと共に最後の食事を取られました。これをルーツとして行われる聖礼典です。カトリックやプロテスタントなどの宗派を問わず全ての教会で行われています。
聖餐式では「パンとぶどう汁」が配られます。香櫨園教会では洗礼を受けておられる方はだれでも聖餐式にあずかることができます。
・香櫨園教会では、月の第一日曜日に聖餐式をおこなっています。また、クリスマス、イースター、ペンテコステ礼拝の際にもおこなっています。
→おもに子供達のための礼拝です。毎日曜日9:15〜10:00の間、教会の一階で礼拝をしています。子ども賛美歌を歌い、聖書のお話を聞きます。第1週は大人も参加して音楽礼拝を行っています。第3週は工作や卓球などのレクレーションを楽しんでいます。
→毎週水曜日午前10:00 (夜は19:00)から「聖書を学ぶ会」を開催しています。 聖書を読み、牧師が聖書に書かれている時代の背景やその意味をわかりやすく解説します。わからないことは質問して理解を深めることができます。どうぞご自由にお越しください。
クリスマスはキリストの降誕を記念する祭りとして世界中で祝われています。一般の日本人がクリスマスに持つイメージには、「ケーキを食べる日」「キャロルを歌う日」「サンタクロースが来る日」などがあると思います。しかし、クリスマスの本当の意味を人間に伝えようとしている聖書にはこう書かれています。「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちに示されました。」(Ⅰヨハネ4:1‐9)
ここに書かれているように、キリストの降誕は神の私たちに対する愛なのです。神から離れ、滅びに向かって行く私たちを、神はご自分のもとに取り戻すために、独り子であるキリストをこの世に遣わされました。それは断絶していた神との関係を再び結びつけて、私たちが本当の意味で生きるようになるためです。実にキリストの降誕は、神から私たちへの愛の溢れるプレゼントであり、クリスマスとはそれを信じて受け取る時なのです。
世界中のキリスト教会は、これからも2000年前にユダヤのベツレヘムの馬小屋でお生まれになった「救い主イエス・キリスト」の出来事を伝え続けることでしょう。それは「イエス・キリストが救い主としてこの世にお生まれになったこと」をこれからもこの世に伝えていきたいからです。それがキリスト教会でいうクリスマスの意味なのです。
イースターは日本の社会ではあまり馴染みがありませんが、欧米ではイエス・キリストの死と復活の出来事と春の訪れを祝うお祭りとして有名です。
イエス・キリストは紀元1世紀にユダヤのベツレヘムに誕生し、人々に神の愛と赦しのメッセージを伝えました。しかし、当時の人々はイエスを敵視して十字架刑に処しました。
しかし、イエスは十字架につけられ墓に葬られた三日後、死からよみがえられました。復活の奇跡は、イエスが神の力によって死を克服し、永遠の命を与えることができることを象徴しています。
イエスの十字架刑は悲劇的な出来事でしたが、イエス・キリストを救い主と信じるキリスト教徒にとっては救いの始まりでもありました。イエスは、人々の罪を贖うために自らの命を捧げたのです。この極めて重要な犠牲は、キリスト教の教義の中心となっています。
イースターはキリスト教の信仰と春の訪れを祝う特別な祭りであるとも言えるでしょう。
香櫨園教会においてもイースターの礼拝では、新しい命と永遠の救いを覚える日として特別な礼拝が行われます。またイースターの朝には、子どもたちが作ったイースターエッグ🐣を配ってお祝いします。
あなたも教会で共にイースターのお祝いをしませんか🐣
ペンテコステ(聖霊降臨日)は、クリスマス、イースターなどに並び、キリスト教のなかでも重要視される祭りの一つです。その由来となったのは、イエス・キリストの復活(イースター)から50日後に、エルサレムにいた弟子たちに聖霊(神の力や導きのエネルギー)が注がれた神秘的な出来事でした。
キリストは十字架につけられた後、3日目に復活し、40日間にわたって弟子たちに現れました。その後、天に昇っていかれる際に、「エルサレムを離れないで、聖霊の訪れを待つように」と弟子たちに命じられました。また、「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなた方は力を受ける。そしてエルサレムばかりでなく、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」と約束されたのです。その約束通り、昇天から10日後に、弟子たちに聖霊が降るというという出来事が起こったのです。
ペンテコステの日に弟子一同が集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響きました。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまります。すると、一同は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、さまざまな外国の言葉で語り始めました。これが「聖霊降臨の奇跡」と呼ばれる出来事です。
この時、エルサレムでは「五旬節」と呼ばれる重要な祭りの最中で、世界各地から訪れたユダヤ人の巡礼者であふれていました。そのユダヤ人たちに対して、聖霊に満たされた弟子たちがペテロを代表として語りかけたところ、多くの人々がイエス・キリストを救い主と信じて洗礼を受け、弟子たちに加えられていきました。このことから、ペンテコステは「教会の誕生日」と呼ばれています。
こうしてエルサレムに誕生した最初の教会の人々は、その後に聖霊の導きによって各地方に散らされ、聖霊の力によってイエス・キリストの福音を人々に伝えていきます。実に、ペンテコステは新しい時代の幕開けや、キリスト教の普及においても重要な節目となっていきました。