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教区礼拝交流「伊丹教会」に出席して

 10/20の日曜日は伊丹教会との礼拝交流がおこなわれました。香櫨園教会では伊丹教会の山本 一牧師が礼拝説教を担当されました。

受付では出席者に美しいリンドウの絵のついた栞が配られ、絵にはウイリアム・カレン・ブライアントによる「紫リンドウに贈る」の詩が添えられていました。

 

 説教の中では、有名なパウロのダマスコでの回心の出来事について語られ、また、明治のキリスト者として有名な内村鑑三も、アメリカへ留学中に「回心」を経験したと話されました。アーマスト大学シーリー学長の「植木鉢の教え」として後世に語られているエピソードですが、アメリカで精神的に病んでいた内村鑑三へ「君は植木鉢に植えた草花の成長を毎日根っこを引き抜いて確認しているようだ。そうではなく、草花の成長は太陽や天に任せるべき」と。すなわち、自分の内面ばかり見て内にとらわれるのではなく、ものごとの外を見なさい。そして、日々キリストに目を向けるべきであると。

 また、リンドウは内村鑑三が愛した秋の花で、秋になると彼はこの花を見て、辛いときに励ましを得ていたそうです。山本牧師は「私達は不安な世に生きているが、礼拝を通じ目を天に向けてイエス・キリストを見つめ直し、人を愛し、天に希望を得て共に歩んでいきたい。」と語っておられました。

 

 午後は美味しい食事をいただきながら、楽しい交流のひとときを持ちました。どのような取り組みを行っているか等、お互いにフランクな話し合いができたと思います。伊丹教会山本先生、Uご夫妻、本日は大変ありがとうございました。

 

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10/20説教要約「主イエスにこそ望みがある」