皆さま、今年もまた梅雨入りが気にかかる頃となりましたが、ご機嫌いかがでしょうか。ところでこの6月には「時の記念日」(6月10日)があります。これは大正時代の1920年に『時間をきっちり守り欧米のように生活しよう』とのスローガンのもとで定められた日だそうです。今や世界で最も時間に正確な日本も100年前は違っていたようですね。舵取り一つで未来は変わる。そのような良い例かもしれません。
また「舵取り」と言えば、新約聖書の「ヤコブの手紙」にこう書かれています。「船を御覧なさい。あのように大きくて、強風にふきまくられている船も、舵取りは、ごく小さい舵で意のままに操ります。」
人生もしばしば航海に譬えられることがあります。誰の人生にも、未来の幸福につながる舵取りが必要な時があるのではないでしょうか。その舵取りは一人ひとりがするものなのかもしれません。しかし、予測できない嵐の多い人生の船旅において、舵取りに役立つ知恵が与えられることは安心につながります。
聖書からあなたに必要な舵取りの知恵を見出してみませんか。香櫨園教会の日曜日の「主日礼拝」や、水曜日の「聖書を学ぶ会」はどなたでも参加できます。あなたのお越しを心よりお待ちしています。
牧師 : 宮本幸男