本日(11/12)午前中は、関西学院大学神学部、小田部教授をお招きして「香櫨園教会創立60周年記念伝道礼拝」がおこなわれました。
本日の聖書箇所、ローマの信徒への手紙第1章16〜17節、「正しい者は信仰によって生きると書かれているとおりです。」にふれて小田部先生から説教がなされました。説教の最後には、「罪人である人間は神から愛されているから美しい。子供、大人、性別、国籍など、そのままでかまわない、神に愛されていることを信じて歩んでいきたい。」と力強くメッセージがありました。
昼食を挟み午後は小田部進一教授により「宗教改革と活版印刷術の意義」について講演会が開催されました。
マルティン・ルターは宗教改革として、中世のカトリック教会からプロテスタント教会への流れを創生した重要な功績があったと言われていますが、今回の講演会では、ルターのもう一つの功績ともいえる「ドイツ語訳聖書の翻訳」についてのお話がありました。
ルターの時代の聖書は大きく、ラテン語版で、教会備え付けの聖書として用いられていましたが、ルターの翻訳により身近なドイツ語訳になり、更に活版印刷により小型化されたことから、各家庭に一冊と普及していった経緯について学ぶことができました。当時の聖書のなかにある挿絵なども映像で見せていただき、大変有意義な講演会でした。小田部進一先生どうもありがとうございました。