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「一日アシュラムに参加して」

「アシュラムに参加して感じたこと。」

 

 1月29日の礼拝後に、「一日アシュラム」という分かち合いの時間が持たれました。

2時間のプログラムを通して、賛美歌を歌い、聖書を読み、祈りの時を分かちあうことができました。

 

 アシュラムとは、「復活の主であるイエスに、心の内を打ち明ける」分かちあいの時間です。

「祈りの細胞」と称されるグループに分かれ、今抱えている問題などを打ち明けます。

そして、隣にいる人が主に解決を求めて祈ります。

大切なことは、この場でお互いに語り聞いたことは、決して公言してはならない、という信頼と約束のもとに行われる、ということです。

私には、「祈りの細胞」という表現は正直なところ抵抗感がありました。しかし、主イエスキリストがいてくださる場において、共にイエスさまを通して心のうちを開き渡せる空間と時間はとても優しさに満ちた恵みに感じられました。

 

 「祈りの時」の前には、「静聴の時」と題して、『フィリピの信徒への手紙1章~2章』を読み、聖書を通して聖霊が語られる言葉に各自が心を傾ける時間を持ちました。

会の始めに歌った賛美歌は新聖歌428番「キリストには代えられません」、祈りの集いでは、新聖歌420番『雨を降り注ぎ』を、閉会時には新聖歌325番『歌いつつ歩まん』を参加者全員で歌いました。

 

 手紙などの結びに、「ご健康をお祈りします。」などとよく書きます。決して口先だけでない思いは込めているのですが、アシュラムの〘祈り〙を通してお互いを思いやり、分かちあう気持ち(祈り)を感じることができました。

 穏やかなひとときが与えていただけたことを喜んでいます。

K.A

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