列王記上21:1~16
ガラテヤ1:1~10
「キリストの恵みの中へ」
いまコロナ禍の試練のなかで、私たちが捨てなければならないものがあります。それは一見価値のあるように見えて、本当は全然価値のないものです。
またこの時代は、いろいろなものが奪い去られていくような感覚にもなっています。しかし、奪い去られるものよりも、奪われないものに目を向けることが大切です。
たとえ多くのものが奪われようとも、最期に残る確かなものが心の平安です。その心の平安は恵みがもたらす結果です。もしもあなたの心の中に平安がないとしたら、せっかく神が差し出してくださっている恵みを、あなたが受け取ってないことが原因なのかも知れません。神は直接的に私たちに心の平安を与えることは出来ません。恵みを受け取るところに平安が与えられていくのです。
この困難な世界の中においては、私たちの力では何も変えることなどできません。まさに神とその恵みに期待するしかありません。しかし、自分自身が限界を感じる中で、なおも自分の力で何とかしようとするのが律法主義です。私たちは普通に生きていると、どんどん律法主義に向っていってしまい、すっかり恵みを見失って苦しみます。
ですから、自分でやれるだけやって後は神にお任せしましょう。その時に自分に与えられている様々な恵みを発見して喜びましょう。そこから誰にも奪われることのない平安がやってきます。この悪の時代に神はあなたを救おうと、いつもキリストの恵みの中に招き入れようとされているのです。
宮本幸男
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日本キリスト教団 香櫨園教会
2022/9/24「琴とフルート」秋のコンサート
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