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説教要約22/6/19「突き抜ける祈りの力」

「突き抜ける祈りの力」

歴代誌下15:1〜8

使徒言行録4:13~31

 

 2000年前のペンテコステの日、聖霊が天から降ってきました。弟子たちは聖霊に満たされて、いくらでも奇跡の業を起こすことができるようになりました。そしてペトロが中心となり、イエス・キリストの十字架の救いを語り続ける中で、多くの人々が教会の仲間に加えられていきました。初代の教会はさまざまな試練に遭いましたが、仲間同士が祈り合うことで豊かな成長を続けていくのです。

 

そして、今日まで教会は共に祈り合うことで仲間としての絆を強めてきました。また、集まる者たちが心を一つにして祈るときに、仲間と共に生きている教会を互いに体験してきました。そのような仲間同士として思いが、さまざまな試練を乗り越えさせ、祈り続ける教会を支え続けてきたのです。

 

それを実現させたのは、祈るところに働き続けた神の霊である聖霊です。人は聖霊に満たされるとき、自然に揺り動かされ、さらには思いもよらなかったような大胆な行動をすることができるようになります。特に仲間同士が心を一つにして祈る祈りは、仲間の皆を奇跡の中に導きます。その祈りは、あらゆる困難を突き抜けて、まわりの風景を変えていきます。キリスト教会は2000年前に誕生し、祈ることでさまざまな試練を克服し、長きに渡って世界の風景を変え続けてきたのです。

宮本幸男

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