2020年は「楽聖」ベートーヴェン生誕250年というメモリアルイヤーです。
本来であれば世界各地でたくさんの記念コンサートが開催される予定でした。
ベートーヴェン好きの私は早くからチケットを購入し心待ちにしていましたが、コロナの影響で公演は延期となり、大ホールでのオーケストラの演奏会は再開のメドがたっていません。
しかしながら「ステイホーム」の期間、毎日CD、YouTube、NHKの音楽番組などで、色々なオーケストラやソリストの演奏を聴いて過ごしています。
題して「ベートーヴェンマラソン」です。
ベートーヴェンは晩年、聴力を失いました。
音楽家にとって、どんなに辛い試練だったことでしょう。
困難に負けず、力強く美しい作品を書き続けた彼の作品を聴くことは、コロナ下を生きる中で、私にとって心の支えとなっています。
やはりお勧めは交響曲です。
有名な5番「運命」や「第9」から聴いてみて下さい。
私は、昨年初めて第9のコーラスにも参加させていただきました。
シラーの詩「歓喜に寄す」が高らかに歌われるフィナーレはまさに希望そのものです。
「星空の彼方に創造主を求めよ!
風たちの彼方に必ずや創造主は住み給う」
いつ聴いても感動的な作品です。
いい曲書くなぁベートーヴェン!
幸せな時間をありがとう!
Y.N