今年も春が来ました。
花々は美しく咲き新しい命の力を楽しませてくれています。
しかし私はときどき心に暗雲が湧いてきてどうしようもなく不安な気持ちになってしまう時があるのです。
また、新型コロナウィルスは全世界中に蔓延し、人々の身体だけでなく精神をも蝕んでしまうような勢いで猛威をふるっています。
そんな気持ちが讃美歌によって救われることがあります。
春からNHKの連続テレビ小説、(朝ドラ)の新番組「エール」が始まりました。
楽しみに見ておられる方も多いと思います。
先日、私の心を覆った霧が払われ、不安をいやしてくれた場面がありました。
それは教会の聖歌隊のシーンです。
聞こえてきた讃美歌は、312番「いつくしみ深き」でした。
いつくしみ深き友なるイエスは
われらの弱きを知りてあわれむ
悩み悲しみに沈めるときも
祈りにこたえて慰めたまわん
少年時代の主人公が将来の伴侶となる少女と運命的な出会いをするシーン。
少女は聖歌隊の一員として教会のお御堂で
「いつくしみ深き」を歌っていました。
NHKの朝ドラで讃美歌が歌われたことも嬉しかったのですが、このシーンを見た時、私の心に一筋の光が差し込んできました。
「イエス様、弱い私たちを助けてください。」と、素直な気持ちで祈ることができました。
イエス様は、罪が無いのに十字架にかけられてお亡くなりになりました。しかし、3日目の朝に甦えられました。
4月12日の日曜日はイースターです。
復活されたイエス様は今も生きて私たちの心に寄り添い、お祈りに答えてくださいます。
K.A