先日、香櫨園教会の教会員同士の交わりの場、「麦の会」がありました。
とても楽しく、考えさせられることが多かったので、投稿することにしました。
今回発題されたテーマは「笑顔」Smileです。発題したNさんは、営業マンだった時代、先輩に「車のバックミラーで自分の微笑を確認してからお客様の家に入るように」と指導されたが、なかなか上手くいかなかった。そんな時、鈴木秀子女史(カトリックの修道女)の話を聞いたそうです。
マザーテレサから「日本では、道ゆく人に笑顔がない」といわれ、彼女は、笑顔が出来ない苦しい時にも、幸せな気分に転換するヒントは、「失敗しても自分を責めない」「意外と私は頑張った」とマジックワードをつぶやくことだと教わりました。当時Nさんは25歳、今76歳、ほぼ50年間、近頃にっこりが自然に出来るようになりました。「自分と仲良くなり、失敗しても自分を責めない」ようにし、努力して微笑みかけてきたからだと云うお話でした。
教会員からいろいろな意見が出ました。いつも笑ってばかりいられない。ある日鏡を見たら眉間に皺が出来ていた。近年忙しく笑顔が少なくなった。高齢になるにつれ口数も笑顔も少なくなった。目が悪くなりしかめっ面になってきた。などなど、現状の自分を振り返る言葉が続きました。
こんな話もありました。「ママは、いつも笑顔ね」と娘に言われて嬉しかった。気をつけて微笑むようにしたら眉間の皺がとれた。歌う時、ほほを上げ、笑顔で歌うと良い声になった。笑いのもとは健康。愛犬との散歩は、出会う人と挨拶し自然と笑顔になる。自然を愛でると優しい笑顔になる。自分に優しくをモットーにしたい。夫の病で苦しい時「笑うしかない」と決めて笑顔を心がけたら、子どもも安心した。高齢になり目が見えにくく、耳が聞こえにくくなったりするが、それは神さまが与えて下さった多くの能力をひとつずつお返ししているのだと思うなど、先輩たちの人生観に感動する場面がたくさんありました。
香櫨園教会が笑顔で包まれますよう、あらためて次の聖句をかみしめました。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」
テサロニケの信徒への手紙15:16~18
M.T