今年のアドベントの始まりである12月1日の午後、セレスティーナ男声合唱団有志によるチャペルコンサート「木枯らしに乗せて」が開かれました。
この日教会で歌ってくださったのは12名でしたが、本来は60~80歳代までの38名の団員で構成されています。神戸市主催の全国シルバー合唱コンクールでは金賞を6回も受賞されている実力派の合唱団で、主に西宮市を中心に活動されています。
この日は第1部でポピュラーな合唱曲5曲を聞かせてくださいました。印象に残った歌は黒人霊歌「Deep River」です。歌詞に登場するヨルダン川は洗礼者ヨハネがイエス様に洗礼を授けた場所として新約聖書にも記述されています。また、アメリカのノースカロライナ州にもズバリ「ディープリバー」という川が存在することを聞いて興味が湧きました。セレスティーナの方々の落ち着いた歌声がこの歌にとてもよく合っていて心にしみました。
第2部は懐かしい昭和のヒット歌謡やクリスマスキャロルをみんなで歌いました。練習なしですぐに歌えるという楽しさ、会堂が一気に一体感に包まれました。
アンコール曲の「見上げてごらん夜の星を」は私の好きな歌の一つでもあり、とても心地よく聞かせて頂きました。あっという間の1時間でした。
最後にセレスティーナ合唱団は只今団員募集中です。2022年には創立100周年の記念コンサートを開かれるそうですから歌の好きな男性の方、一度練習を覗きに行かれてはいかがでしょうか。
S.F