アンサンブル葉音のミニコンサートが香櫨園教会の礼拝堂で行われました。アンサンブル葉音は、大阪外語大学の女性コーラス部に所属していたOGたちによる合唱団です。指揮は松井裕子先生でした。
第一ステージは、
ラインベルガー ミサ曲ト短調 作品187
Kyrie キリエ
Gloria グロリア
Credo クレド
Sanctus サンクタス
Benedicus ベネディクト
Agnus Dei アグナスデイ
をラテン語で。
これらの曲はまさに礼拝の中で日本語で唱えている祈りの言葉そのもので、礼拝堂においての3部合唱は音響の素晴らしい相乗効果も伴い、聞く側にも歌い手の方々も感動を共感できたひとときでした。
第二、第三ステージは
「雨の季節に」ふさわしい曲目、
女性合唱曲集「落葉松(からまつ)」から美しい日本語を心に染み入るハーモニーで伝えていただきました。
第三部では、雨の季節のメランコリーと題して、童謡絵巻より、
「雨」、「てるてる坊主」、
「雨降りお月さん」
懐かしい昭和の風景を回想しながら会場の参加者もともに口ずさむ楽しいひとときでした。
窓の外は小雨模様でしたが、会堂には澄み切った美しいコーラスが響き渡りました。
また、礼拝の中では
パレストリーナ作曲マニフィカートより、
「その御憐れみは」
「飢えたるものを」
の奉唱がありました。
とても綺麗な歌声でした。
コンサート後は、メンバー全員と、コンサートに来られた葉音のファンと言われるお客様、教会員ともに食事と交流の時間を楽しく持つことができました。
平安に満たされた感動の時間、ありがとうございました。
K.A