9月23日、24日と「第52回関西アシュラム」が御影の「母の家ベテル」で開かれました。「ア・シュラム」とは、「労働」から離れて、という意味があるそうです。日常の生活から離れて、心を開いて神に祈りを捧げるのです。
一番初めに脇田眞一牧師のお話を聞きました。ご自身の難しい手術を平安な心で臨まれた体験を伺い、信仰を持つことが、人の心をこんなにも強くするのかと心を打たれました。
その後夕食です。シスターによる温かい手作りの食事をみなさんと美味しくいただきました。そのおり同じテーブルの方々と和やかにお話をしました。
次に「祈りの細胞」の時を持ちました。これは7~8人のグループに分かれ、自己紹介をした後、一人一人が今抱えている問題を話して、隣の人に祈ってもらうというものです。この際の大切な約束事は、ここで聞いた話はけっして他言しないということです。初めてあった方のことを自分のこととして捉え、その人のために祈るということは難しいことのように思われますが、「隣人を愛す」ということの第一歩のように感じました。
次に「福音の時」では工藤弘雄牧師夫妻がこの会に参加するにあたっての助言をいただきました。最初に奥様ご自身が信仰の道に歩まれることになったきっかけ、その後の歩みについて伺いました。
「信仰とは、神様のみことばに聞き従うこと」というお言葉を改めて心に刻みました。
続いて工藤牧師の聖書の読み解き(解説)があり、ガラテヤ書5章16~6章18節までを丁寧に教えていただきました。その祈りに満ちた深い深いお話は信仰に基づいた生活のあり様を教えていただいた気持ちがしました。
わたしは洗礼を受けて6年経ちましたが、初めての参加でした。今回は23日一日だけ出席しましたが、この次は二日とも体験したいと思いました。
R.S