私の枕元にある、大切な本、それは、「日々の光」です。
この本には、新約聖書、旧約聖書から抜粋されたみ言葉が、朝と夕に分けて、365日分、日ごとに書かれています。
起床時と、就寝前に、「日々の光」を読むことが習慣となってきています。
本の1ページめには旧約聖書の詩篇より、 次のメッセージがあります。
あなたのみことばは、
私の足のともしび、
私の道の光です。
(詩篇19:105)
親友、E.Iさんがこの本をプレゼントしてくれたのは、数年前のこと。
しばらくは、本棚にあり、気が向けば目を通す、ような読み方をしておりました。今では、私の足もとを照らしてくれる、私の道の光、だと感謝して読んでいます。
昨年9月、私は入院、手術をうける体験をしました。
1月に受けた検査で、放置してはよくないと脳外科医からいわれた未破裂脳動脈瘤が見つかったからです。
このことを心を整理して冷静に受け止めるには、少し時間がかかりました。
初めは大きな不安に襲われてしまいました。心を穏やかにして、手術の日を待つこと。薬はありません。日常生活上の規制もないのです。
でも、もし万一、動脈瘤が破裂してしまったら?という不安を抱えながらの生活のなかで、私は本棚にあった、「日々のひかり」に手を伸ばしました。
影におおわれた心に、光がさしてきたのです。
聖書の言葉には、それまでも助けていただいてましたが、「聖書のなかには
こんなにも、希望のメッセージがいっぱい」と、嬉しくなりました。
心に刻みたくて書き写しもしました。
手術の日がきました。
その朝のみ言葉、
「私はあなたを信頼していますから、私に行くべき道を知らせてください」(詩篇143:8)
私は神様に全てを委ねることができました。
不安を取り除いていただけた今です。
夙川沿いの美しい自然の風景、鳥の声を聞きながら、日曜日に教会で礼拝に授かれる幸せに感謝しています。
私を支え、寄り添い、祈ってくださった全ての皆様に、ドクターやナースの皆々様にも、感謝の気持ちでいっぱいです。
ゴスペルを讚美することのよろこびを通しても、大きなめぐみとパワーをいただきました。「日々の光」が、私と、共にあったこと、まっすぐに光として私の弱い足元を照らし続けてくれたこと。
神様ありがとうございます。
親友がこの本をプレゼントしてくれていたこと、不思議な気がします。
彼女は、ラインで美しい写真とともに、聖句メッセージを送って私に寄り添ってくれました。心より、ありがとう。
「めぐみ」を書かせていただけたチャンスに、心に浮かんできた聖書の言葉です。
「みことばを宣べ伝えなさい。
時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて、責め、戒め、進みなさい。」
(第二、テモテ4:2)
神様のメッセージを多くの人に伝えたい。み言葉から恵みの光を感じ、受けとめてほしい、光の輪がつながり広がりますようにと願い、祈ります。
k.i